Fika with me

異文化体験を大きなテーマに、旅行や、スウェーデン大学院生活、ギャップイヤー、国際恋愛、言語学習など、様々なトピックをシェア

台湾旅2025。どきどきの初ブログ

  1. 自己紹介
  2. 旅の始まり
  3. 街をそぞろ歩く
  4. 台湾初レストラン
  5. トイレから考える異文化体験
  6. 友達との再会
  7. 食後のお茶兼デザート
  8. 初日の締めくくり

 

自己紹介

こんにちは、Fika with meを覗いてくださってありがとうございます:)

私は3月に大学を卒業して9月からスウェーデンの大学院に進学予定、現在はプチギャップイヤー中の22歳です

大学在学中にも1年間スウェーデンに交換留学に行っていました。

 

自分についてはおいおい書いていけたら良いかなと思っていますが、このブログではズバリ異文化体験をおっきなテーマに、旅行や、9月から始まる海外大学院生活、それに付随してギャップセメスターの過ごし方やスウェーデン大学院出願、国際恋愛スウェーデンの生活日記、言語学習なども含め様々なトピックをお話できたらなと思っています。

 

よく自分の強みとして、やりたいと思ったことはすぐ行動にうつします!と話していたけれど、最近はこれやあれや忙しいと言いつつやりたいことリストだけが長くなっていく日々。もっかい昔の長所を取り戻そうプロジェクトの一環として、やりたかったブログを始めてみることにしました。

 

ちなみにFikaとはスウェーデンの大切な文化の1つで、簡単にいうとコーヒーブレイクです。とはいっても必ずしもコーヒーを飲む必要はなく、飲み物やお菓子などを片手にゆったりする、誰かとおしゃべりする、といった時間のことを指しています。

スウェーデンでは職場や学校などでも良くFikaの時間が設けられているんです。Fikaについてはまた詳しくお話したいと思いますが、このブログではそんなゆったりした気持ちで皆さんと交流できたら本望だなということで、ブログ名を「Fika with me」一緒にフィーカしませんか、と名づけることにしました!

 

さて、記念すべき第一弾は台湾旅!いきなりスウェーデンとは全く関係ありませんが、2025年1月に3泊4日で行った旅を何回かに分けて書いていきたいと思います。ただ私は自称スウェーデンオタクなので、スウェーデンと全く関係ないブログトピックでも何回かはスウェーデンの話が出てくるかと思います。悪しからず。

 

さて、実は高校生のときに『路』というドラマを見て、原作も読んでからずっと行きたかった台湾。私のイメージは、なんだかちょっとがやがやした楽園。屋台のご飯がおいしくて、活気のある街という感じ。。。そんなわくわく感を胸に念願の台湾に向けて出発しました!

 

旅の始まり

さて、わくわく旅の始まり!だったはずですが、親と喧嘩したり卒論が忙しかったりで、ばったばったの未計画のまま朝7時半に家を出て片道2時間成田空港へ向かいました。

 

空港についてチェックインカウンターのお姉さんと英語でやり取りして、「はあ、やっと英語でコミュニケーションできる。。」と安堵のため息をつく彼(スウェーデン人・日本語力ゼロ・日本滞在歴2週間)。

 

でもそれもつかの間、台湾に行ったら怒涛の中国語の洗礼を受けるのでした。ちなみに、台北の空港到着後も早速、その辺の台湾人の女の子にいきなり色々話しかけられ、困惑。すると英語でああ、台湾人じゃないのね、台湾人だと思った、何人?日本人?などとなぜか色々質問攻めになりました(笑)

 

さて、それはともかく4時間のフライトと慣れない入国審査を経てようやく降り立った台北の街。

最初の印象はバイク多っっ!!です。もはや私の中の東南アジアのイメージが広がってました。

道を歩いていて見つけた、見た目が完全に地元民しか入れない感じのストリートフード屋さん。私は入る勇気がなかったけれど、お店の軒先で輝いていた肉まんを見て彼が思わず「two bao」と肉まんを指して言いました。

台湾初ご飯ゲットです。

 

美味しすぎて感動しました。甘くてはふはふで、おっきくてしろくて幸福度満点な見た目の肉まんにかぶりついて幸せ。中には大きな肉団子がごろっと入っていて日本では食べない風味付けの、最高のファーストミールでした。

記憶を頼りにGoogleマップで探してみたところ、たぶんお店はこちらです。

 

街をそぞろ歩く

そのあとは、私がスウェーデン留学時代に彼ともみんなで仲良くなった、台湾人のお友達3人とご飯の約束があったので、そちらへ向かいました。肉まんを食べる前はとりあえずホテル行って荷物を置きたいと言って譲らなかった私も、肉まんの後はそのまま台北の街を歩くことに同意。時間もあったので歩いて50分かかるレストランまで散歩することにしました。

 

台北での最初の感激は肉まん。でも最初の不満?は信号です。

太い道路が何本もあるのですが、信号が永遠に青にならない。。。赤のまま2分ぐらい待たされます。。そしてようやく青になったと思っても、今度は30秒しか渡る時間がない!とにかく車とバイク優先社会だねと彼も不平をもらしておりました。

 

でもそんなところも異国を感じる経験。留学先の関係もあって海外旅行はヨーロッパしかしたことのなかった私は、台湾に行ってどれぐらい外国を感じるのだろうと思っていたのですが、バリバリ異国でした。ひたすら聞こえる中国語。漢字だけの看板。バイク、バイク、バイク。空港からの電車で見えた中国風寺院、南国風の木。

 

旅行に来たらとりあえずあてもなく歩き回るのが好きです。1番ダイレクトにその場所を感じられる気がします。観光地とかも事前に調べて行くのも良いけど、歩いててたまたま何か印象的なものが出てきたときわくわくします。私たちは歩いてた時に、「国立中正紀念堂」を見つけて圧倒されました。

 



 

台湾初レストラン

レストランに20分ぐらい早くついてどうしようと思っていたら、ここでも彼がいきなり英語で「5人。もしかしたら19時に予約してるかも。」と言って、通じてるようには見えなかったけど、とりあえず入れ入れとちゃんと5人席に通され、お茶を入れてくれました。

お店は「喫飯食堂」

家族連れとかが多い印象でした。

 

とりあえず一杯、ということでビールを頼んだのですが、以前に台湾に行ったことのあるスウェーデン人の友達(大の酒好き)からある意味不平?として聞いたところによると、台湾のご飯屋さんではあまりお酒を提供しないのだとか。(台湾人の友達も同じことを言っていました)

でもこのお店にはビールがあったので、私たちは注文してみたわけなのですが、確かに広い店内でお酒を飲んでいたのは私たちだけでした。

 

トイレから考える異文化体験

ところで台湾に来る前、彼がとある中国人の友達から中国のトイレ事情を聞いて、台湾でも同じだったらどうしようと恐れていました。端的にいうと、その中国人のお友達の地元では、学校などでいわゆる和式トイレが一般的だそうで、toilet on the groundと聞いて彼は大ビビりしていました。

 

こちらのレストランでトイレに行ってみたところ、2つの部屋があり、1つの部屋は和式、そしてもう1つの部屋にはいわゆる洋式トイレと、男性用のトイレが2つ並んでいるというこれまた不思議な配置。そして和式の方の部屋は女性用で、もう1つの部屋は男女兼用のサインがありました。

トイレ1つとっても異文化体験です。スウェーデンはよくジェンダーフリーのトイレとかで有名ですし、日本のトイレはこれまた便座をあっためる機能やらウォシュレットやらボタンが大量にあってわかりにくいそうです。

 

友達との再会

そんなこんなで友達が到着しました。彼女らは、台湾についた初日でしぇいしぇい以外の中国語を一切知らない私たちが勝手にお店に入ってビールまで頼んでいたことに驚いた様子。

でもメニューは全部中国語で何もわからないので、彼女たちに全てお任せ。彼がベジタリアン(正確には、海鮮は食べるペスカタリアン)なことも踏まえ、たくさん海鮮料理を頼んでくれました。

真剣に注文を考える彼女たち

 

醤油味に炒めたイカとか、エビのフリッターとか、なんかコリコリしたものが入ったオムレツとか、ニンニク味の牡蠣とか。豚の血がかかった白米とかいう謎のものもいただきました。美味しかった。けど、この後台湾で色々食べて、総合的に見ると、一番のおすすめ、ってほどではないかな??でもゆったりとしたレストランで、久しぶりの友達とゆっくり話すにはとってもいい場所でした。

 

彼女たちは3人とも台湾の大学をおととしの夏に卒業して、2人は台北でお仕事、1人は現在オランダの大学院に通っています。お仕事している友達は、台湾のワーキングカルチャーは良くない、ヨーロッパで働きたい、と言っていました。彼女は、何年かしたらヨーロッパでマスター(修士号)を取りたいそうです。

 

一方、現在進行形でオランダのロッテルダムで大学院に通っている友達は、ロッテルダムがあまり好きではない、と言っていました。ただの大都市でつまらないのだとか。彼女の出身は忘れてしまいましたが、確かに台北ではなかったはず。それに、私たちが出会った留学先のスウェーデンの街もとても小さくて落ち着いた場所でした。

 

でも実は彼女は日本語を勉強していて、去年半年間東京に住んでいたんですが、東京は好きだったみたい。確かに、彼女が住んでいたのは門前仲町のシェアハウスで、何回か遊びに行ったけど全然東京都心のがやがや感がなくて、落ち着いた素敵な場所でした。東京ぐらい大きすぎる都市だと、場所によってはもはやその場所だけで生活を完結させることができて、逆に東京という大都市に住んでいるという自覚なく住めるのかもしれないですね。。

 

食後のお茶兼デザート

ご飯を食べたあとは、3人がお勧めのお茶屋さんに連れて行ってくれるということで行ってみました。なんとなくあったかいお茶が飲めるところを想像していたのですが、というよりはタピオカのお店でした。「天仁茗茶

私はタピオカの大ファンではないにしろ、台湾がそれで有名なことは知っていたので試してみることに。美味しかった。若干記憶が薄れてきてしまってますが、確か温かいのと、常温と、冷たいのとかがあって、甘さも選べます。私は甘さ50%にしたんですが、友達によると、台湾人はお茶の味を楽しむためにも20%とか0%とかにするのが普通だそうです。

 

初日の締めくくり

長旅で疲れた私たちは解散してホテルに向かいました。ただ、乗るメトロを間違えたか、降りそびれたかで余分にバスに乗らなければいけなくなり、彼は体調も思わしくなくて大変でした。これは後でも触れたいと思いますが、台北ではバスが全く時間通りに来ません(笑)

 

ようやくホテルに到着。レセプションにいたおばあさんはいきなり彼女のスマホに向かって早口の中国語で話し、Google翻訳で英語に直されたものを見せられるという荒業(笑)

もう払ってたつもりだった料金を払ってなかったりなどのトラブルはありましたが、何とかチェックイン完了、お部屋にたどり着いたのでした。

ちなみにこのホテルは旅行2か月前の11月時点で私たちが調べた時に、Booking.comで最安のホテルでした。若干寒かったけどそれなりに快適なホテルでした。

「H Business Hotel

 

そんなこんなで私たちの台湾旅1日目は終了、2日目に続きます。