Fika with me

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台湾ノープラン旅も佳境 バスはとまらない 消費もとまらない

  1. 頭痛から始まる朝に中国語シャワー
  2. 台湾風朝ごはんと豆乳沼
  3. とまらないバス
  4. ノープラン旅
  5. 長い夕飯のはじまりはじまり
  6. 日本語ネイティブスピーカーのプライド
  7. とまらないバス再来
  8. 臭豆腐から始まる夜市
  9. Consumerismが働く永遠祝祭都市
  10. アジアンデザートはお嫌い、でも飾りはお好き
  11. 橋建設希望

頭痛から始まる朝に中国語シャワー

台北3日目の朝。私は頭痛から始まりました。。こういうときもコーヒーを飲めば何とかなると信じ、とりあえずコーヒーを摂取してから考えるのが私たち流。

 

まずは彼が探してくれた朝ごはんの場所に行って、それからコーヒーを飲みに行くことにしました。ホテルから歩いて10分ぐらいのところにあった朝ごはんのお店は確かこちら「社子蛋餅早餐店」

 

台北で今まで行ったどの場所と比べても一番、地元のおじいさんおばあさんしか来ません、みたいなローカル感満載なお店で、完全にアウェイの私たち。お店の人たちは何やら忙しそうに色々まくし立ててるのがめちゃくちゃ早口で、全部怒ってるように聞こえます。。

これは台北旅全体を通してそうなのですが、現地人はみんな、私が台湾人、もしくは中国語がわかる人だと固く信じて疑いません。彼(ザ・スウェーデン人の見た目)に対してはすぐ諦めるのに、なぜか私にはめちゃくちゃ中国語で話しかけてくるのです。ここでも私が何もわからなくてかたまっていても、お構いなしにすごい剣幕で色々伝えようとしてくれました。しかし頭痛にさいなまれている私はお手上げ。

 

台湾風朝ごはんと豆乳沼

とりあえず、お店の中で目についたものを指さして持ってきてもらいました。食べているときは何なのかよくわかっていませんでしたが、あとから調べたところどうやら、蛋餅、油條、胡椒餅、を食べていた様です。

 

蛋餅は卵味のクレープのようなもので、台湾の朝ごはんの定番なのだとか。これ「ダンピン」と読むそうなのですが、店のおじいさんが私にずっと言っていた単語はこれなのだとようやく気づきました。私は英語の「dumpling」かなーとか考えてて、それくださいの意味でとりあえず頷いていたのですがまあ良かったのかな(笑)甘じょっぱいソースがかかってて癖になる味でした。

 

油條も朝ごはんの定番だそうで、長いスティック状の揚げパン的な感じでした。これ単体ではあんまり味はなかったけど、豆乳とかにつけて食べるみたいですね。

胡椒餅は中にお肉が入ったお饅頭のようなものなのですが、胡椒の風味がとっても美味しかったです。

 

ここで彼がはまったのが豆乳です。確かに初日に会った台湾人の友達に、台湾の豆乳はほんとに美味しいしスウェーデンのものとは比べ物にならない(笑)から飲んだ方が良いと言われていたのですが、ここまですっかり忘れていました。だから何も考えずに頼んだのですが、すごく豆の味が活きていて、あと砂糖が入っているのですが、その塩梅がすごーく絶妙で、舌触りもとてもなめらかです。

 

実は私は豆乳も牛乳もあんまり好きではありません(笑)が、それでも台湾で飲んだ豆乳はすごく美味しい豆乳だ、と思うことができました。ぜひお試しあれ。

 

ちなみにこちらのお店は近隣に住んでいるとみられる人たちがテイクアウトでたくさん来ていたのですが、お店の人は大きな鍋からお玉ですくった豆乳をビニール袋にざぶっと入れて口を結んでお客さんに渡していて、豪快だなーと思っていました(笑)

 

そのあとようやくコーヒー屋さんへ。お店はその名も「Best Coffee」

 

コーヒーは確かに美味しかったのですが、私の頭痛には効かず。。この後ホテルに戻って寝ました(笑)

少し寝たらよくなったので昼頃になってしまいましたが出発!

 

とまらないバス

この日は国立故宮博物院に行くことにしました。

ホテルからバスを乗り継いで行ったのですが、バスでアクシデント(笑)

まったく時間通りに来ない台北のバスにはもう慣れっこでしたが、この時は博物館すぐ近くのバス停で降りたくて、降車ボタンも押していたのに、なぜかバスが停まりませんでした(笑)

 

それでもまあ次のバス停で降りて歩けばいっかと思ってたら、なんとそのあとどんどん走り続けて全然停まらず、トンネルを抜けてしまいました~~~。トンネルの後にようやく停まったのですが、トンネルを抜けたということは山を突っ切ってしまったので、歩いて戻ることができません。幸い戻るためのバスはすぐ来たので良かったのですが、なんか面白くて笑ってしまったのでした(笑)

 

ノープラン旅

さて、気を取り直して博物館へ向かいます。途中、至徳園という公園のようなところを通りました。特に何かあるわけではありませんがとても平和で自然を感じられてよかったです。

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こういう鬱蒼としたところを通っていきます

さて、ここまで読んでくださった方はお察しかもしれませんが、私たちは2人とも全くと言っていいほどプランを立てません(笑)まあ今回は特に極端で、旅行前色々慌ただしかったこともあって、台北で何が有名かとか、美味しい食べ物とかについても全然調べてませんでした。

そんなこんなでこの博物館についても全然調べずに行って、入って、説明を読んで、あれっこれって台湾の歴史とかの博物館じゃないんだ、と気づきました(笑)

 

もともと中国にあった博物館の展示品の一部が今この台北故宮博物院にあるということです。勝手に予想していた内容とは違いましたが、色々と興味深いものを見ることができました。

 

規模はとんでもなく大きいので1つ印象に残った展示を挙げるとすると、陶器のセクションが面白かったです。どうやって中国での陶器が変わってきたかを、時代を追って見たり説明を読んだりすることができましたし、単純に食器とかが好きな者としては美しい陶器をたくさん見られたのが良い時間でした。

tea pot

ちなみに、こちらの博物館では、というかその前に行ったお寺とかもそうですが、台北では大体日本語の説明があるのがとても助かりました。ヨーロッパの美術館とか回るとき、英語で説明を読むのが最初は良くてもだんだん疲れるので、台湾ではとてもありがたかったです。

 

長い夕飯のはじまりはじまり

博物館の滞在時間はざーっと見て2時間ぐらい。その時点で16時近くになっていて、私が昼前に寝てた関係もあってお昼ご飯を食べておらず腹ペコでした。博物館の目の前にあった屋台でささっとテイクアウト。お店はたぶん「故宮 台灣古早味大腸包小腸」

 

食べたものはとても不思議だったのですが、無理やり馴染みのある概念に当てはめようとするならば、ホットドッグとおにぎり、かな?

1つはこのお店の名物っぽい感じで、ウインナーが”何か”に挟まれている見た目でした。この”何か”が何なのかわからなくて、普通のホットドッグみたいにパンにも見えないし、なんだろうと思ってたらまさかお米でした(笑)

 

もう一つは、なんか笹の葉みたいなのにくるまれた混ぜご飯で、何が入っていたのかどんな味だったのか覚えていませんが、美味しかったことだけは覚えています!!

 

ちょっとしたおやつを食べ終わったけれど、これはまだまだ序の口。とりあえず腹ペコの応急処置として軽食を食べましたが、この後はちゃんとした晩御飯として小籠包を食べに行くことにしました。

 

適当に調べて向かったのはこちらのお店「蒸的不一様」

確かまだ17時前後だったこともあって他にお客さんは誰もいませんでした。

普通の小籠包と、確かきのこと白菜か何かが入った蒸し餃子みたいなのと、酸辣湯を頼みました。

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蒸し餃子



小籠包美味しすぎて感動。小籠包という食べ物を生み出した人天才すぎるなと思います。あのちっさい皮の中に、うまみが一番凝縮されるスープという形のものを閉じ込めるなんて誰が思いつくんでしょうか(笑)

 

こちらではまあ軽めに食べてまだどっかでなんか食べよう、最終日の夜だし、とか思ってた食いしん坊の私。彼はここでもうちょっと食べたかったのかもですが、さっと切り上げてお散歩に行きました。

 

旅行に行ったときにその土地のスーパーに行くのも楽しみの一つ。たまたま近くにあったスーパーに寄ってみました。彼はスパイスとか調味料とかが大好きなので、スウェーデンと違うのはもちろん、日本のスーパーのラインナップとも微妙に違う台湾のスーパーを興味深そうに観察していました(笑)

お菓子とかは日本のものがたくさん並んでいた気がします

 

日本語ネイティブスピーカーのプライド 

そのあと、私はお土産にお茶を買いたくて、お茶屋さんを探しました。入ったのはこちら「天仁茗茶 林森店」

初日に友達に連れて行ってもらったお茶屋さんの別店舗でした。きっと有名なお茶屋さんなのでしょう。

 

お店に入ると、お店の人がやはり中国語で色々話しかけてきたのですが、もちろんわからず私はいつも通り困惑の表情を浮かべ、彼女も「ああ、台湾人じゃないのね」的な感じになるところまでお決まりの流れ。しかしここで彼がいきなり「She is Japanese」と一言。するといきなりお店の人は「ああ、日本の方ですか」と日本語で話しだし、そのあとすごく流暢な日本語のセールストークが始まったのでした。

 

今回の旅行に来る前に、台北に行ったことある日本人の友達と話したとき、みんな口をそろえて「日本語めっちゃ通じる」「友達同士で行って日本語で喋ってると、お店の人も日本語で話しかけてきてくれる」などと言っていたので少し期待していたものの。私は彼と英語で話しているので、たぶん日本人だとも気づかれず、特に日本語に切り替えられた経験はありませんでした。

 

相手の中国語がわからなくて、向こうもこっちの英語がわからなくてお互い困惑しているとき、もしかしてこの人日本語喋れたりするのかな、とか思うこともありましたが、こっちから「日本語喋れますか」などと聞くのはおこがましいなと。というわけで特に日本語を喋る機会はありませんでした。でもこの話をちょうどこの日の朝彼にしたところだったので、彼は本当なのか試したくなったのかもしれません(笑)

 

彼なんて、お店を出た後で、彼女の日本語は私のより流暢に聞こえた、とかよくわからないことを言っていました、自分は一言もわからないくせに(笑)

まあでも確かに私は喋るの苦手なタイプだし、セールストークなんてなおさら、日本語でもあんなすらすら出てこないのはたぶん事実です。

 

それはそうと、日本語でとても詳しい説明を受けて、色々吟味してお茶を買うことができました。満足。

 

とまらないバス再来

さてそのあと暇になった私たち。まだ何か食べたい私。彼に言うと、「え、まだなんか食べるつもりだったの」と驚きつつも、「じゃあ夜市に行こうよ」と。

そうです、私たちまだ夜市に行っていません。さすがに夜市に行かずに台北を去ることはできません。ということで、有名かつ私たちのホテルにも近い、士林夜市に行くことにしました。

 

早速バスで向かっていたのですが、このバスの道中またハプニング発生。それなりに空いていたバスで私たちは座って喋っていました。するといきなり、とんでもない勢いでバスが急停車。一瞬何が起こったかわからなくて、もう少しで前に投げ出されるところでした。幸い手すりに摑まるのが間に合って無事でしたが。

 

急停車の前に一瞬見えたのは、バイクがいきなりひゅっとバスの前を横切ろうとしたところ。バスはそこでは止まれず、そのあとで急停車しました。轢いてはいない、と思ったのですが、運転手の人はバスを一旦降りて戻って見に行っていました。

 

でもすぐにバスに戻ってきて再発進したので、たぶん大丈夫だったのだと思いますが。。ショッキングな出来事でした。

 

臭豆腐から始まる夜市

そんなこんなで夜市につき、散策開始!おいしそうなものたくさん!ですが私たちが最初に立ち止まったのは臭豆腐です(笑)お店の前のベンチが空いていたので。。

「一派胡塩酵素臭豆腐士林可愛店」

 

噂には聞いていましたがやはり匂いは強烈ですね、はい。私は席を守り、彼が注文しに行ったのですが、なぜかお店の人が他の人には言ってなかったのに、彼にだけ「1個無料であげるから味見してみる?」みたいなこと言ってくれました。試してみたかっただけの私たちには願ったりかなったり。実は1パック8個入っていたので食べきれるかビビっていたのです。1個食べて良い意味でも悪い意味でも満足しました(笑)ちなみに辛いソースをつけることができて、辛いもの好きな私たちはハッピー。

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「臭」が頭にのっていることも、その字の意味もつゆ知らず、スマイルの彼



そのあともぶらぶらして台北旅3つ目の肉まんを頂きました。

1日1肉まん。やっぱり肉まんは裏切らない。美味しいです。

 

ちなみに、私たちがこの台北旅で食べたかったけど食べられていなかったのが魚のスープ。魚のスープが台湾で有名なのかはわからないのですが、日本とかスウェーデンで中国料理屋さんに行くときには私たちはよく魚のスープを頼むし、前述の友達が作ってくれたお勧めリストにも魚のスープのお店が入っていたので、どこかで試せたら試したいと思っていました。

 

市場の中をうろうろする中で、魚のスープがあるお店があったらいいなーと思うものの、魚のスープを中国語でなんというのかわからない(笑)

それに、優柔不断な私にとっては、夜市みたいなチョイスがありすぎる場所ではほんとうに決められないのです。私の優柔不断さを知っている彼は、もうどこでもいいから入ろう。と(笑)

 

結果こちらに落ち着きました。「金龍焢肉飯」

なぜここにしたのかというと、メニューに書かれていた「魯白菜」に魚という漢字が入っていたから魚のスープなんじゃない?という希望的観測をこめたのでした(笑)

 

まあ、結果全然違くて、白菜の煮物だったのですが、美味しかったので良し。他にも魯肉飯を頼みました。2日目のランチと同じようなラインナップですね。でも2日目の魯肉飯が美味しすぎて、あの店の感動には勝てませんでした。

 

Consumerismが働く永遠祝祭都市

続いて喉が渇いたね、ということで飲み物探し。一応言っておくと、私たち普段はこんな散在しないんですよ(笑)彼なんて特にアンチconsumerism(消費主義:大量生産・大量消費的なコンセプト)って感じで、私の中ではザ・スウェーデン人だなーと良く思うのです。もちろんスウェーデン人にも色んな人がいます(当たり前)。

 

でもここでは私たちも夜市の魔法にかかってしまいました。あちこちで魅力的なものがあって、ちょこまか消費してしまいます。しかもなんなのかよくわからないものに(笑)

彼が飲み物に選んだのは、アボカドミルクでした。

avocado

アボカドミルクのお店をGoogleマップで見つけることができなかったのですが、士林慈諴宮のすぐ近くのお店でした!

このお寺の中に座ってアボカドミルクを飲みました(笑)お寺で飲んでいいの???って感じでしたが、たくさんの人が階段に腰かけて色々食べてましたね。

 

そこの階段から前の通りをぼんやり眺めていたのですが、こんなお祭りみたいなのが日常として存在する場所がある台北ってすごいなと思いました。日常が祝祭、的な。

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アジアンデザートはお嫌い、でも飾りはお好き

その後私はマンゴーが味わえる飲み物を探していたのですが、見つけることができず、その代わりに台湾のデザートをまだ試していないということで豆花を食べました!

彼は日本食とか中華とかタイとか、アジアの料理はとっても好きなのですが、アジアのスイーツはまだ美味しいと思ったことがないとのことで、こちらもあまりお気には召さなかったもよう(笑)

 

なんか餅とか団子とかふにふにした食感なのが好きじゃないんだとか。クレームブリュレとか、グラノーラアイスとかみたいに、ふにふにとかサクサクとか色々な食感が混ざり合ってこそ美味しいのだ、と熱弁しておられました。

まあ実は私もあんまりお餅系好きではないので、あれなのですが、豆花はあったかくて寒い夜には良かったです。

 

まあこれだけ食べられたら大満足ということで、ホテルに帰ります。歩ける距離(30分ほど)なのがありがたい。

この道中でちょっとした買い物をしました。

 

彼はこの日本+台湾旅行で、お土産として何か家用の飾りがほしいということでした。例えば日本の居酒屋にあるような赤提灯とかを買って、スウェーデンのアパートに飾ってみようかな、などと。私と知り合う前は日本の知識ゼロだったのにいきなりアジア好き外国人みたいなこと言ってるの笑う。

 

台湾ではちょうどこの時彼らのお正月前だったこともあって、漢字4文字とかが書かれた赤い幕?みたいなものをよく目にしたので、彼はじゃあそれを買おうかなと思ったみたいです。

 

そしてたまたま通りかかったお店(たぶん「振芳文具印刷店 只有黒白列印但有彩色印刷」)で、こうした幕がたくさん売られているのを目にして1つ買うことにしました。

買ったのは「恭喜 发财」

意味は「金運が上がりますように、お金持ちになれますように」みたいな感じらしくて、面白いからこれにしました。もうアンチconsumerismではいられません。

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橋建設希望

そしてそのあと私たちはホテルに帰るために川を渡らなければなりませんでした。しかし、どうしたものか歩行者用の橋を見つけられず、というかたぶんそんなものは存在せず、車がすんごい勢いでびゅんびゅん走る高速道路みたいな橋の、端っこのほっそい歩道を歩かなければなりませんでした。

 

私はびびり散らかして、ありもしないと薄々わかっていつつも歩行者用の橋を探すと言い張り、彼はそんなのないじゃん、早く渡ろうよと言い、うっすら喧嘩みたいになりましたが、最終的に私も腹をくくって渡りました。もういや。なんで歩行者用の橋一本ぐらいかけてくれないの。

 

まあそんなこんな言いながら無事生還し、台北3日目は終わったのでした。

次回、最終日です。